噺家見習い 「あんこの日々」
噺家 の 見習い は 毎日 どんなことを しているのでしょうか?
普通の 仕事では ないので 想像も つかないでしょう?
噺家 〔落語家〕 の 身分には 段階が あります
見習い〔一年ぐらい〕 前座〔寄席の楽屋で働きます・約四年半ぐらい〕
そして 二つ目〔紋付羽織袴などを着る事が許されます・〕
真打〔寄席で主任・トリを執ることが出来る身分ですが、真打全員がトリを執れるのは披露目のみで
席亭側から頼まれなければ執ることは出来ません。自分の落語会では当然可能です〕
あんこ は 入門して ひと月ほど なので
前座に なる 準備を 一年程で 覚えなくては なりません
例えば 太鼓 の 練習です
一番太鼓 中入り太鼓 追い出し太鼓 などです
各師匠 や 二つ目などの 太鼓は その後 の 課題です
そして 着物の たたみ方 や 着せ方 〔各屋号や師匠によって微妙にたたみ方が違います〕
礼儀作法 敬語 などは 当たり前 の ように 出来なくては いけません
その間 当たり前ですが 前座噺 も 覚えます〔寿限無・狸・子ほめ・道灌などなど〕
本物の太鼓 は 高いので 僕のところでは 古タイヤ で 作りました
水色が 大太鼓 赤いのが 〆太鼓 です
以前 古タイヤ で 和太鼓 の 練習をしている 高校生達 を テレビで 見たので
僕が 作りました!
古タイヤ は バイクショップ で 貰いました
勿論 運んだのは あんこ です!
芸名 が あんこ でも 甘やかしたり しないのです!
重い 古タイヤ を 1時間以上 も 担いで 歩きました
修業というものは 厳しいのです!
あんこ の 両肩には 紫色の アザが 出来たそうです
いつか いい思い出 に なることでしょう !?
by hayashiyashinpei | 2013-04-22 00:46 | 落語・寄席・噺家