楽しき 先輩達
僕が 寄席の 前座だった頃
写真の先輩 は 当たり前 だけど 若かった
黒々とした 頭は 雪が 降り積もり
薄っすら 雪化粧
左側 が 十一代目 金原亭 馬生 兄さん〔ぴんぼけ〕
右側 が 十日まで 昼席主任 の 金原亭 駒三 兄さん
もちろん 兄さんなんて 呼ばせてもらっているが
立派な 真打
馬生〔当時・小駒〕兄さん は 立前座
見習い前座だった しん平 に 池袋演芸場 昼席 で
トリ〔主任〕 を とらせた 張本人 です
あの 経験が 映画 『 落語物語 』 の エピソード に
なったのです 〔映画の通り本当の話〕
駒三兄さん には 先日 落語 『 生兵法 』 を 高座稽古
駒三兄さんに 『 幾つに なったんです ? 』 と 聞いたら
『 教えない…… 歳がバレると 死んじゃうから 』 だって
なんか 噺家って いいな
噺家全員 身内だもんね
みんな 立派な おじいちゃん
勿論 僕も…… おじいちゃん ?
by hayashiyashinpei | 2011-12-07 20:30 | 落語・寄席・噺家